【最初の最初:1/5】まず何よりも、周囲からの信頼を得ることが大事。

社会人1年目、何をすべきか?

入社、おめでとうございます。

新入社員向けに、まずは大事にしてほしい考え方・動作について、【最初の最初】として、5回に分けて説明します。

5回の中でも、とりわけ大事なことが、信頼を得ること。

能力が高いとか、低いとか、そんなことよりも、まずは周囲からの信頼が無いと、何も進まない。

遅刻しないとか、忘れ物をしないとか、任された仕事は必ずやりきるとか、提出期日を守るとか、そういうところで、信頼に足る人物かどうか、見られています。

信頼があると、「これ、やってみる?」と、仕事の依頼がきます。

その仕事を、(どんなにつまらないと感じる仕事でも、)きっちりやりきることで、更に信頼が生まれると共に、経験と上司・先輩からのフィードバックを得ることで、成長することができます。

信頼と成長を重なることで、ワンランク上の仕事ができたり、もっと早く仕事ができたり、そうしているうちに、信頼と成長が加速度的に積み重なっていきます。

このサイクルを上手に廻した人と、そうじゃない人とでは、最初の数年は気付かないかもしれませんが、5年経ち、10年経つと、もはや埋めることができない差になります。

信頼は、少しづつしか積み重ねることができないですが、失うのは簡単。だからこそ、今日から、今から、まずは信頼を積み重ねてください。

参考図書

入社1年目の教科書(岩瀬大輔)_はじめに_原則①

  • “周囲から信頼に足る人物だと評価されれば、次の仕事が回ってきます。新たな仕事に取り組むことで、経験値が積み重ねられていきます。そのプロセスを重ねていくことで仕事の質が高まり、仕事の量も増加の一途をたどっていくのです。
    仕事のスキルが上達し、量をこなす速さを身につければ、次のチャンスを得ることができます。ほかの人との間にあったわずかな差が、想像以上のスピードで埋めがたい大きな差に広がっていくのです。”

    P.5:はじめに、より引用
  • タイトル通りで、入社して最初に学ぶ心構えとして、共感できることが多数記載されています。新入社員やキャリアの浅い中途入社社員向けの研修資料として、よく使っています。
  • 難点があるとすると、ちょっと古いこと。2011年初版の本なので、SNSとの付き合い方とか、ここ10年でビジネスで使用されるようになったツールやトレンドが漏れています。それでも、良い本ですけどね。
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入社3年塾(赤羽雄二)

  • ”信頼されればよい仕事を次々に依頼されますし、リーダーシップも発揮できます。仕事が充実し、成長し、多くの場合は収入も増え、プライベートでも素敵な出会いがあることでしょう。”
    P.98-P.100:「人として信頼される」ことで仕事もプライベートもうまくいく、より引用
  • 入社3年目までの方に対して、一生役に立つ力を身に付けることを意図して書かれた本です。目新しいことが書いている訳ではないですが、仕事ができる人になるための押さえどころ、がきっちり網羅されています。
  • A4メモ、というやり方が紹介されていますが、(A4かどうかはさておき、)紙に落とすことで頭の中を整理する、というアプローチは、極めて同感です。是非、若手の方は真似してほしいです。
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そのままでいい(田口久人)

  • ”約束を守らない人が
    人から信用されることはない
    たとえ一度でも
    約束を守らなかったら
    信用を失うと思うこと”
    P.72より引用
  • 詩集というか、何と言うか、サブタイトルに「100万いいね!を集めた176の言葉」とあるのですが、まさに言葉、です。ちょっと落ち込んだときとかに読むと、ココロが落ち着く感じがする本です。
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