【最初の最初:2/5】満点を目指さない。50点で良いので、早く出す。

社会人1年目、何をすべきか?

これ、出来ない人が多いです。完璧を目指しちゃう。

完璧を目指す心意気は褒めても良いですが、仕事という意味では、”あなたが一人で”完璧にする必要は全くないです。

仕事はチーム戦なので、周りの人を巻き込んで、チームとしてのアウトプットを高めることが大事です。

ただ、学生時代からの習慣で、”課題提出は一度だけ”と思っています。レポートを課されると、作成して、提出する、と。

大人になると、2度でも3度でも、時間と相手が許せば”提出”できます。

だったら、サッサと提出して、フィードバック・アドバイスをもらって、修正して、提出して、・・・という仕事の仕方の方が、最終アウトプットの出来は良くなります。(このサイクル、1回転である必要はなく、2回転でも3回転でも、相手が許せば廻せば良いのです)

言い方を変えると、上手く上司や先輩を使って、自分の仕事のアウトプットをブラッシュアップするのです。

この方法、圧倒的に優れているのですが、いつまで経っても出来ない人がいます。

意識しないと、完成させてから提出する、という学生スタイルから脱却できないので、是非意識して、50点のアウトプットをサッサと提出して、そこからブラッシュアップしていく方法をマスターしてください。

1日は24時間、1年は365日。これは、皆、同じ条件です。単位時間に、なるべく多くのことをやってみて、なるべく多くのフィードバックを得る。これができると、成長が加速します。

参考図書

入社1年目の教科書(岩瀬大輔)

  • “50点の仕事に赤ペンを入れてもらい、アップグレードしていけばいい。”
    P.5:はじめに、より引用
  • “勇気を出して、誰よりも早く50点の仕事を提出してください。提出をゴールと考えるのではなく、最初のフィードバックをもらう機会という気持ちでいればいいのです。”
    P.8:はじめに、より引用
  • “成長の近道は、実際にやってみることです。そして、やったことを直してもらうのです。その経験を可能な限り短いサイクルで回し、自分の中に多くの経験値(経験知)のストックを増やせるかという点が、成長の鍵になってくると思います。”
    P.8:はじめに、より引用
  • タイトル通りで、入社して最初に学ぶ心構えとして、共感できることが多数記載されています。新入社員やキャリアの浅い中途入社社員向けの研修資料として、よく使っています。
  • 難点があるとすると、ちょっと古いこと。2011年初版の本なので、SNSとの付き合い方とか、ここ10年でビジネスで使用されるようになったツールやトレンドが漏れています。それでも、良い本ですけどね。
Bitly

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